相模原市立谷口台小学校

ここまで来るには、たくさんぶつかり、話し合い、協力してきました。
だから離れがたい！

それぞれの係で力を出し合い、運動会を成功させた５，６年生です。
頼もしかったです！

閉会式は、物語の終わりではありません。
今日この日、この場所で、私たちが共に創り上げた奇跡を、
これから出会う全ての人に、
そしていつかの未来に、語り部として伝えていく。
その、誇り高くも長大な使命の、始まりの合図です。

フラッグが指し示す先に、何があるのでしょうか。
それは、ただの青空ではありません。
それは、今日この瞬間から始まる、後輩たちが歩むべき未来そのものです。
そして、その羅針盤がたった一つだけ指し示し続ける方角。

「超えてみろ」

今日この日、私たちは個人としての名前を捨てる。
私たちは、色の化身だ。チームカラーという、
根源的なエネルギーそのものなのだ。

その魂を、肉体という器の中で、限界まで高め、
今、このグラウンドに解放（ばくはつ）させる！！！

見上げるだけの存在だった空に、今日、宣戦布告する。
私たちの、腹の底から絞り出した雄叫びは、
天まで届く色の嵐だ。
その嵐は、ただの青空という退屈なキャンバスを
必ずやズタズタに引き裂き、
我々の勝利の色で、この世界の天蓋を塗り替えるだろう！

このパフォーマンスの終着点は、勝利や敗北ではありません。赤も青も黄も緑も、その全ての物語が、最後の瞬間に一つの完璧な芸術作品として結晶化し、完成するのです。
そして、その『傑作』は、見る者全ての魂に刻印され、もはや４色に分離することのない、「一つ」の伝説として、永遠に語り継がれていく。
それこそが、我々が掴む、唯一にして最高の「あこがれ」なのです。